● 出席の必須化による生活時間の変化
授業への出席の必須化によって大学生の生活時間が大きく変化しました。
それによって面接で話しやすいエピソードがあるクラブ・サークル、アルバイト等の中身が大きく変わりました。
自由に使える時間の変化で面接で話しやすいエピソードのある
学業外活動の幅・密度・役割等が薄くなり、長所が発揮しにくくなっている
● 出席の必須化による学業活動の
質の変化
数年前以前は授業に出なくてもテスト等を受けることが比較的容易でしたが、
現在は出席しないとテストも受けられないように変化したことで、大学生にとっての学業の位置づけが大きく変化しました。
学業時間の質の変化で、学業場面には避けられない
環境の受け止め方・行動など仕事場面で必ず必要な資質がでている。
● 学生の自己分析法の間違い
多くの学生が「頑張ったこと」「インパクトあるエピソード」があることしか面接で話せないと思い込んでいます。
一般的な学生は「頑張ったわけではない日常の学業場面」ではアピールできることはないと自己分析をしていません。
学生が手元で履修履歴を見れないので
学生が多面的な自分の長所に気づけず、伝える機会を喪失してる
● 履修履歴を共有しないと伝えられない
学業に力を入れていた学生でも、学業に限定した質問をされた場合にしか学業場面での長所を言いません。
また面接官が履修履歴を持っていない場合には具体的な授業名などを出して話すことができないので長所が伝えられません。
学業をアピールしたい学生でも、履修データを共有しないことで
日常の学業場面での長所を伝える機会を喪失してる
● 面接官の技術で対応できない
大学環境変化
面接官は過去の経験や知識を使って応募者の回答やエピソードから応募者を判断します。
言い換えれば経験のないことや知らないことに関しては判断が難しいものです。
近年の大学生活の変化は面接技術だけでは対応できません。
大学環境の大幅な変化の中で自分の経験や実感で判断することが難しくなり
相対的な客観データがなければ正しい判断は難しい